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タであれば事務に、学校で整備されたコンピュータであれば学業にしか使えず、家庭に戻らなければ申請が行えないようではメリットは少ない。特に遠距離通勤している市民は早朝家を出て夜遅く帰宅するのであれば、結局、有給休暇を取得して家庭で手続きを行ったり、近隣のキオスク端末を利用することとなり、インターネットを活用するメリットはない。

 

以上のように、インターネットを介したオンライン手続きに関しては、日常、利用しているシステムで手続きが可能なため、手軽であるが、セキュリティに関しては信頼性が低い点が難点である。

 

(4)磁気媒体による行政手続き

現在、事例が増えている磁気ディスクを窓口に提出するケースであるが、今後、書き換え可能DVD(Digital Video Disc)等、コンピュータ周辺機器の高度化により、よりコンパクトでかつ使いやすい磁気メディアが出現することにより、手続きが簡便になることが期待される。以下に、本形態の利点・欠点を整理する。

 

(a)磁気媒体による行政手続きの利点

○ 大容量のデータの提出が容易

様式に定まった書類・データ類の提出に関しては、オンラインで行っても、処理を開始してから送信が終了するまで待つだけであり、オンラインの最大のメリットである双方向性・即時性が活かされず、データ量が膨大な場合には多額の通信費を要する。磁気媒体であれば、どんな膨大なデータでも光磁気ディスク数枚で済むため、手軽であり、原本管理も容易である。

○ 安全性の確保及び本人確認

利用者が直接、窓口に届けるため、本人確認は容易であり、オンライン方式と比較して安全性も高い。

 

(b)磁気媒体による行政手続きの問題点

○頻度が高い手続きには不向き

 

 

 

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